機械工学科同窓会ホームページの作成にあたって
同窓会員の皆様、同窓会16期の会長を務めさせていただいている、山田 有(12期)と申します。本会の限りない発展に微力ではありますが全力で邁進する所存です。よろしくお願い申し上げます。
さて、本同窓会では、IT時代に相応しい情報発信の活用ツールとして、現在、本会のホームページを作成すべく、取り組んでおります。母体の機械システム工学科のホームページとリンクし、本会の活動等に関して今後、情報提供,案内等を行えるものと存じます。今回、本ホームページにて初の挨拶を兼ねて、本会の今年度の主な活動等の報告をいたします。
本会は昭和33年6月14日に本学機械工学科の前身である実用工学科修了生(10名)と機械工学科1期生(13名)で発足しました。発足の目的は会員相互の親睦と情報交換そして母体である機械工学科(現在の機械システム工学科)の支援であり、今年6月で満44周年を迎え、会員も11772名になりました。現在、琉球大学のキャンパスは中頭郡西原町にありますが、設立当時は那覇市首里にありました。首里から西原町に移転する間やその後の工学部の発展とともに学科の規模や教育システムも大幅に変革してきています。母体学科は、琉球政府立大学から沖縄県の祖国復帰に伴う国立大学への移行、大学院修士課程の設置、機械工学科との兄弟学科であったエネルギー機械工学科の新設、そして工学部・機械工学科、エネルギー機械工学科、短期大学部・機械工学科の改組等の経緯を経て現在の昼夜開校の機械システム工学科に発展してきております。また、大学院としては、博士後期課程の設置によって、工学博士の授与ができるレベルまでになってきております。その間も同窓会は発足当初の方針を貫きながら、活動を継続しており、会員相互の親睦や情報交換の場を提供し、機械システム工学科の学生への援助等を行ってきており、その役目を果たしてきております。
毎年送り出す卒業生の数は発足当初10名程度であったものがだんだん発展し、現在、機械システム工学科として毎年約100名の卒業生を出す規模になりました。それは現在、毎年約100名の同窓会の仲間を生み出していることになります。卒業生すなわち同窓生は、県内外の企業、公務員そして大学等の教職員等、さまざまな分野で活躍しております。同窓会は世代を超え、卒業生皆が終身会員として入会、参加できる場であります。インターネットが発達した今日では、ネットを通してさらに同窓会の活動が活発化することが期待されると思っております。そして、本同窓会の母体であります機械システム工学科とのサイトの結合によって、同窓会における情報交換が今まで以上にスムーズになることを期待しております。
機械システム工学科の卒業生は自動的に本同窓会の終身会員となりますが、会員の方々が、世代を超えて本会の活動に参加していただき、母体の機械システム工学科に対する支援活動に協力して下さるよう会長としてお願い申し上げます。本会の今年の主な活動としましては、卒業生各期理事の引継ぎ者、新任者の決定そして理事の方々のご協力による同窓会名簿の整理を計画しております。これには皆様のご協力なくしてできる事業ではありませんので、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。今後の発展は会員の皆様のご協力に依存しており、私をはじめ同窓会事務局も皆様のご協力に応えるよう努力いたす所存であります。最後になりましたが、母体の機械システム工学科の限りない発展と、会員皆様のご健康と今後ますますのご活躍を祈念いたします。

同窓会長 山田 有(12期)

直線上に配置

トップページへもどる