琉球大学工学部工学科エネルギー環境工学コース

材料環境学

斉藤正敏 教授

主なテーマは、以下の通りである。
1. パターン形成:Ag系電析膜上に形成された渦を始めとした特異なパターンに関してチューリングパターンとの対比を試みながらくりこみ群を用いてその形成機構を明らかにする。
2. 電荷移動反応と高速応答:msecからnsecに至るパルス電流・電圧に対する電気二重層の応答から電気化学的基本量や電荷移動反応の機構を明らかにする。
3. 触媒電極:光触媒としてのTiO2の陽極酸化過程や水素用触媒電極Ni基金属の電析に関する研究
4. 電析薄膜の内部応力:電析薄膜に形成される内部応力形成の解明

押川渡 教授

主なテーマは、以下の通りである。
1. 金属腐食過程の電気化学的解明…金属の腐食は電気化学反応によって進行する。本研究では、ステンレス鋼の大気腐食機構、特に孔食の進展停止条件を電気化学的手法によって明らかにする。
2. 腐食環境評価手法の確立・・・FeとAgの異種金属対からなるACMセンサを利用し、大気あるいは屋内における腐食のモニタリングを行い、腐食環境の評価手法を確立し、材料の寿命評価に適用する。

教員

流体
システム工学

天久和正 准教授
永島浩樹 助教