Vine Linuxと仮想環境(VM Player, VirtualBox)
2017.4に出たVine Linux 6.5Rを試してみようかと.isoファイルを入手:
で、動かそうとVMware Player (VMware Workstation Player)を久しぶりに入手:
VMware Playerは問題なく動作して、Vine Linuxのインストールも終了するようなのだが、インストール後のVine Linuxの仮想環境を立ち上げようとすると、起動インジケータが1/10くらいのところで止まってVMware Playerからの再起動コマンドにも反応しなくなってしまう。
6.3から6.5にバージョンアップしたら、起動画面で同様に止まるという人がいた。acpi=offにすると起動できるとある。VMwareとは関係なく止まるらしい。
- Vine Linux 6.3 → 6.5のバージョンアップでVineが起動できなくな… – Yahoo!知恵袋
- Vine Linux 6.3 → 6.5のバージョンアップでVineが起動できなくなりました。Vineのインストール自体は問題なく終了しますが、その後の再起動で起動画面のプログレスバーが1/10ぐらいのところで止まりPC自体がフリーズします。カーネルオプションでacpi=offを指定すると起動はできるのですが、内蔵の無線LANを認識しません(有線LANは使用できます)。
上記、知恵袋からのリンクでさらに、pci=noacpiのほうが良好だとの記述も
- disabling IRQ #9」でXubuntuが起動できない | Pagent
- acpi=off 起動は出来るが、画面が横に引き伸ばされてしまい、モニタの設定でも他の解像度を選べず。シャットダウン時には「System halted」のスプラッシュ画面で止まってしまう。
- pci=noacpi 良好。問題なく使えそう。
- OS選択画面→「e」でオプション編集→quiet nosplashのあとにオプションを追加
ブートオプションのpci=noacpiだと少し起動画面が進んだが、やはり起動せず。acpi=offでは変化なかった…。
その後、シングルユーザを抜けて起動を進めても同様に停止してしまったので、今度は/etc/inittabで、ユーザモード5のXWindowでなく、3のマルチユーザを指定した。こちらなら、ログインプロンプトまで出てログインもできた。
VMware Toolsをインストールしてみると、X Window起動時にそのまま停止するのではなく、少しアイコンがくるくる回るようになった気がするが、それでもすぐに停止してしまって反応がなくなる。
また、X Windowのドライバ指定で、vmwlegacyをvmwareに書き換えるとよいとの話もあったが、効果なし。
いろいろやってもX Windowまでは起動できず、Vine-6.3Rに戻してみて動作させるのと並行して、VirtualBoxでVine-6.5Rを試してみることに。
で、VirtualBoxでVine-6.5Rを動かすと何の問題もなくX Windowまで起動した(かつ、動作も少しキビキビと速いような…?)。
改めて使っていたパソコンを見直すと、以前に作ったVirtualBoxでの前バージョンのVine Linuxの環境が残っていた。前にもVirtualBoxできちんと動作させられていたのかも。
#結局、Vine Linux 6.3Rでの試しはしていない。