SketchyPhysicsが動作しない

SketchUp上で3次元版のPhunのようなことができるSketchyPhysicsを試そうとしたら、Ver.3だと再生ボタンを押しただけでSketchUpごとクラッシュしてしまう現象に遭遇…。

対象とするオブジェクトが何もない状態でもこのようになってしまう。

確認するとVer.2では動作しており、Ver.3がメンテされていないせいかと思っていたが、最新版のVer.3.1でも同様に動作しないし、パソコンによっては動作するものもあるし、また、ちょっと前までVer.3が動かなかったはずのノートパソコンが(crcdisk.sys(検索)とかいうやつ絡み?)のエラーでやむなく再セットアップをしたら、こちらではVer.3も動作している。これらからすると、どうもパソコンのスペック(グラフィックカードの種類など:

)の問題ではなくて、もしかするとこちらが他で使用しているアプリケーションなどとの相性があるのかもしれない。(何より同様の現象が発生しているとの報告例が皆無というのが不思議)。

それはともかく、メインで使っているデスクトップで動作しないのは困るので、プラグインのRubyファイルで動作を追ってみた。

どうやら NewtonServer3.dll を読み込んだ後の初期化で失敗しているようだ。SkethcyPhysicsTool.rbの冒頭で初期値をSPSETTINGSという辞書へ登録しているのだが、

def self.setDefaultPhysicsSettings()
    Sketchup.active_model.set_attribute( "SPSETTINGS", "defaultobjectdensity", "0.2")
    Sketchup.active_model.set_attribute( "SPSETTINGS", "worldscale", "9.0")
    Sketchup.active_model.set_attribute( "SPSETTINGS", "gravity", "1.0")
    Sketchup.active_model.set_attribute( "SPSETTINGS", "framerate", 3)
    #Sketchup.active_model.set_attribute( "SPSETTINGS", "water", 1)
end

これを実際にNewtonServerへ送信する際に動作が停止するらしい。上記の設定キーではどれを指定してもエラーになる(”water”は元からコメントアウトされているのでとりあえず対象外)。

しょうがないので、これを取り止めてみた。

--- orig//SketchyPhysicsTool.rb 2010-10-06 23:10:04.000000000 +0900
+++ ./SketchyPhysicsTool.rb     2010-10-24 23:48:58.857403500 +0900
@@ -749,7 +749,7 @@

     if(dict!=nil)
       dict.each_pair { | key, value |
-        NewtonServer.newtonCommand("set",key+" "+value.to_s)
+        #NewtonServer.newtonCommand("set",key+" "+value.to_s)
         puts key+"="+value if $debug
       }
     end

newtonCommandで”set”を実行するのがまずいようだ(とはいえ、他でnewtonCommandの呼び出しは使用されていないようだが…)。

現在のところ上記で簡単な動作確認はできている。

なお、「NewtonServer3.dll」というやつを入れ替えて最新にしたりすればいいかとも考えたが、検索してもさっぱり情報が出てこないし、そういうファイルはNewtonのサイトで配布されているSDKにも含まれていないようだ。そこの最新は09/19/2210(←2010の間違い?)の段階で「BETA Newton 2.0」のようで、3というのはないし…。ちょっと状況がよくわからない。

Engines and Wappersの一覧にはSketchyPhysicsも含まれてるんで、おそらくこのプロジェクトのファイルを使用しているのは間違いないだろうと思うのだけど…。

インレタ自作

インレタを陶器に貼ってマイカップ化などはできんのか。もちろん洗いにもそこそこは耐えるやつ。

自作されてる方は鉄道模型関係が多いもよう。

テプラとか以外でパソコン印刷する場合はMDプリンタってのを使うしかないんですかね。アルプス電気の独自開発で2010年5月で販売終了のようですが…。

[追記]
インクジェットプリンタでもタトゥーシールとかを使えば自作できるみたい(ただし、白色のインクがないので白色は出ないと)。

Windows 7 でのターミナルフォント

Windows 7 上の Tera Term でターミナルフォントを設定しようとしたら選択ダイアログで表示されない。Windows 7 からはラインナップから外れたのかと思ったら、「インストールはされているが表示はされない」というややこしい状態だった。表示に切り替え使用可能に。

Alibre Design でのスライダ拘束

ちらっと探してたら次の記事を見つけて

紹介されていた Alibre Design(Professional 30日評価版で以降はXpress版になる)で機構シミュレーションをやってみようとしているが、どうもこいつのアセンブリ拘束にはスライダ機構はないらしい。

どうにか実現する方法はないものかと見ていたら、アームを非表示にしたりして拘束している例があった(実際に近い設定としては端に壁を置いたりできるといいんだろうけど…)。

そこから紹介されていた Alibre 本家のフォーラムでスコッチ・ヨーク機構での実現が紹介されている。

機構学は昔やりましたが、このあたりの話出てたかなぁ…。

Alibre Design で設計して,モデラで ABS 樹脂を切ってバリバリロボット部品を作ってる方がいて,自前ですぐに部品まで作るのは楽しそう.(モデラでの作業はかなりの音と時間がかかるらしいけど…)

他、低価格モデラの紹介など:

携帯水没

海に行くと沖縄の人は泳ぐでなく、Tシャツに短パンで浸かるだけなのもよく見る風景だが、連絡用にと携帯だけをポケットに入れてビーチに出たら、それをすっかり忘れて海水で楽しく遊んでしまいました…。気づいたときにはすでに遅く我がW52Sはすっかり塩水に浸かり、液晶面は水を溜めて遊ぶおもちゃのような状態に…。

既に電源は切れている状態で、電池を抜こうにも蓋が開かない。しょうがないので、海から上がり塩水よりはマシかと水道水で洗って、とりあえず乾燥させてみた。後から中を見ると、バッテリーの接続部とSIMカードだかの接続部に軽く黒焦げが…。ネットでいろいろ見てみると完全乾燥させてからなら電源が入る場合もあるとのこと。(塩水なので難しいだろうとは思いつつ)数日後にやってみたが、やはりダメだった。

auに持っていくと「リニューアル」になるとのこと。何やら事故保険に入っていたらしく、とりあえず5千円強で直せて、ポイント利用もできるとか。スマートフォンへの買い替えもしてみたかったんだが、いざラインナップを見るとauの品揃えの悪いこと!!人気らしいXperiaもソニーエリクソンなんだから、とっととauでも使えるように(というかSIMフリー?)にしてくれればいいのに…。

まぁ、そんなこんなで、そろそろ秋口の新製品も出るだろうからと、そちらにも期待して買い替えはせず「リニューアル」することに。直らなかったらどうなるんですか?と聞いたが、「いや、それはないんですよ」と確定的な返答。後からさらに聞いたら、どうも全部品を交換(となると状態的には新品と同じ)しようが「リニューアル」と呼んでるらしいですね。製造番号が変わらないからとかなんとか。

結局、データの吸い出しは無理で、ブツ本体は全交換になったようでした。昔の名残りはレンズ側に貼られていた、もう擦り切れて白くなって読み取れない製造番号らしきシールのみ。

ところで、新しくなって改めて見ているとメモリースティックの挿入口のシールに「microSDご使用の際には付属のアダプタが必要です」とありmicroSD用のアダプタがあることがいまさらながら判明!

知らんかった…(このシールはSDカードを使い始める前に剥がれてなくなっていたんだっけか)。いままでアダプタなしで挿していて、microSDを逆さにするのもやりにくいし、挿し込んでからもすぐに斜めって接続不良になるし、「そこまでしてメモリースティックにコダワルかー!!さすがは囲い込みソニークオリティー!!」とその度に怒ってましたが。アダプタがあったんですね。(でもどうやらメモリースティックマイクロの標準採用はW52Sのみだったようですが…)。アダプタ保存してるかなぁ…?

一緒に水没してたmicroSDのほうもまだ動作確認してませんが、さてデータのほうはどうなってますかね。