« Outlookからのメール文字化け Main なぜストロベリー(藁の実)か »

単数形のyou

youのbe動詞で単数と複数の区別がない(常識ですが表にしてみました。セル連結の都合上、2人称を下部に置いてます)のは不統一、ちゅーかわかりにくいとずっとどこかで思っていた。

単数

複数
主語

be動詞

主語

be動詞
現在

過去

現在

過去
1人称

I

am

was

we

are

were
3人称

he

is

they
she
it
2人称

you

are

were

you

are

were
↑なんでここの区別がないんじゃ~!?

改めて調べてみると、現在は単数も複数も共にyouだが、古英語では単数2人称のyouは「thou」と言って区別があったのだそう。だがthouだと「お前ッ!」と表現がキツイ印象を含むのを嫌って、複数2人称のyeである「あなた方」が区別なく用いられるようになり(参考検索:ドイツ語やフランス語での敬称複数)、さらにその対格・与格のyouが主格として用いられるようになったんだとか。尊厳の複数として、国王がweを自身を指すように使う場合があり、これの影響との情報も。

ま、わざとあいまいにした歴史的経緯つーならしょうがないですか―(でも、それをはじめから頭に入れておくと理解もしやすいだろうな)。

とはいうものの、やはり区別はしたいとのことで、方言や俗語では二人称複数代名詞が新たに作られてるんだとか。

1 Comment

自己中心空間→代名詞…

人類の言語は、どの言語でも代名詞をよく使う。私、あなた、彼、彼女、それ、これ、こ…

Leave a comment

Your comment