琉球大学工学部工学科エネルギー環境工学コース

システム計測

海底均し機構の動作シミュレーション (大城尚紀 准教授)

 本研究では水中での重機(水中バックホウ)を用いた海底均し作業の効率化を目的とし、シミュレーションと実験を通して安全かつ効率の良い海底均しを目指しています。

海底均しシミュレーションのよう
水槽を用いた簡易実験

装着型慣性センサーによるジェスチャ・舞踊動作の解析 (大城尚紀 准教授)

 装着型センサーを用いて舞踊者の動作検出を行なって、それに基づいた動きデータの機械学習等の手法により、動作種類を分類・解析することを目指しています。

センサー装着のようす
全身の骨格検出
目標とする譜面化の例

AIによるデータからの知識発見および未来予測 (宮田龍太 准教授)

 私たちは人工知能(artificial intelligence, AI)を使って,データに隠れたパターンやルールを発見し,将来どんなことが起こるか予測する研究を行なっています.いまは脳科学・気象学・生命科学・心理学・スポーツ科学・経済学の6分野を対象に研究しています.例えば気象学では,気象観測データから台風の勢力や進路を予測し,防災に役立たせるための取り組みを行なっています.またスポーツ科学では,野球のボール軌道を解析することで選手のくせを発見し,上達のサポートをめざしています.各分野でデータを提供して頂いている共同研究者がおり,それらの方々と一緒に結果を考察しながら日々研究を進めています.いろんなことをやっていますが,どれも“生き物の思考を理解する”という同じ目標に向かって研究に励んでいます.
 最近では,上で述べた知識発見や未来予測を行うためのデータを収集する装置の開発にも取り組んでいます.下の写真は,卒業制作に相当する講義で学生たちが作った簡易生体計測機器とスマートフォンやタブレットで動作するオンラインゲームアプリです.コンピュータと数学を使ってなにか解明・実現したい方,ぜひ一緒に研究やりましょう!

マイコンを用いた簡易生体計測機器
ゲームエンジンを用いたスマートフォンアプリ

各分野の詳細

分野をクリックすると詳細が表示されます。